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May 22, 2011

KISSICO at ASA, Fukuoka

We are "KISSICO".


Vocal: Yome
Guiter & Vocal: Dannna
Bass & Vocal: Shrimp
Drums & Vocal: Noodle

>>> Live Report (Sep 17 2000)

LIve Report Vol.10 「打ち上げ」

いつもなら西新の『太鼓判』で、ヘベレケになるのだが、今回は子供がいっぱいいるので、Noodle邸で打ち上げをすることにする。到着は18時20分頃、既に日本対スロバキア戦は始まっていて、Shrimpは、打ち上げの用意の手伝いもせず、テレビに噛り付いていた。結局、深夜まで盛りあがって、飲みつづけた。何を話したのか、あまり覚えていない。Noodleのパソコンから、あちらこちらの掲示板にご来場のお礼の書き込みをしていたのは、翌日になってから気付いた。「あれ、昨日もう俺書きこんでたんだ。」

翌日の昼、福岡を去るときの寂しさったらなかった。また近いうちにやりたいです。今度は横浜でやりましょう。(完)

>>> Live Report Vol.1

LIve Report Vol.9 「本番」

1、KISSICO OPENING:
ライブのスタートで必ずやるご挨拶。歌詞(台詞)はDannaの即興(実は前の晩から寝ずに考えているらしい)。始まりはいつも「こんにちはぁ!」と絶叫する。

2、雨乞いの歌
福岡が断水になったときに作った曲。時事にもタイムリーなKISSICOを象徴している(ホントかぁ)。OPENINGの次には必ずこの曲をやらないとKISSICOのライブは始まらない。

3、I Feel Good (気持ちよか)
KISSICOのLIVEで必ずやるといわれている唯一のコピー曲。ご存知JB(ジェームス・ブラウン)の名曲。

4、KISSICOのBOOGIE (HEY! BABE)
曲名はこのサイト紹介するにあたりShirmpが勝手に今決めました。「ブギー」やろうって、それだけの3コードの曲。今回は久留米からMarboさんとサンタさんが参加してくれました。即興なけれはliveじゃないというDannaのお気に入りの1曲。

5、Tell Me Why
KISSICOのオリジナルでShrimpのもっとも好きな曲で、Noodleのもっとも苦手な曲(LIVE REPORT NO.4参照)。横ノリが縦ノリになっていく不思議な曲。けしてNoodleだけの責任じゃありません。これがKISSICOのカラーなのです(苦笑)。マンネリの中にも新しさを求めていくKISSICO、この曲の後半部分は2000年バージョンとしてアレンジを変えています。

6、あぁ、しんど
KISSICO最初のオリジナル。Shrimpが目立ちたいばっかりに作った曲ともいわれている。全編スラップ・ブリブリ・バリバリの曲。はじめは「アルシンド」ていう鹿島アントラーズにいた選手を歌った歌だったらしい。始まりのDannaのGuitarによるスラップのフレーズも好評。本人はその後すぐに始まるピッキングへ切り替えにの結構苦労してた(笑)。

7、秘密兵器
これもアイデアの神様Dannaの提案。「ライブの演出1つ考えました。そのきっかけは、見にくるお客さんの層を考えた時に今度はわりと小さい子連れの客がいるということに気づいたのです。○ちゃんの子供、○○の子供(くるかな?)友人親戚達の子供など7-8人はいるかな。その演出とは子供用の曲をしゃれで演奏するのです。こうすると 少しは雰囲気が和むのではないかな?子供たちが演奏に反応すると さらにラッキーです。」
パァパァというノンちゃんの掛け声に(サクラか!?)ではじまるこの曲。「アイアイ」。良く聞くと会場からコーラスが!成功、成功。

8、ホタテの決意
Shrimpの後輩で九州のホタテ販売担当をしていたO君が決死の覚悟で「娘さんをください」と言いにいった伝説をモチーフにした曲。当日のDannaのMCでは「お父さんをください」になってた(笑)。今回はここで「KISSICO」恒例(マンネリ)の「何発がいいですかぁ〜」というDannaのリクエストコーナーをした。(一回見にくれば、なんだか分かる)

9、Every Day, Every Night
サラリーマンの毎日の仕事を歌った曲。源曲は「BULE FIELD」というその昔NoodleとDannaが参加していた福岡じゃあちょっと名の知れたバンドでやっていた。歌詞とアレンジをKISSICO風に編曲。この曲でLIVEはおしまい。究極のマンネリ。

>>> Live Report Vol.10

Live Report Vol.8 「KISSICOのバンドカラー」

やっぱりLIVEはいいね。楽しかったです。この楽しさはやってみないと分からない。見てみないと実感できない。先に紹介したDannaからのプレシャーメールには続きがあります。

「私達は約2年ぶりに演奏するとはいえ、せっかく来てくれるお客さんを楽しませて行きたいと思います。それがKISSICOのバンドカラーだとも思うし。そのまえに バンドのメンバーが楽しく演奏しないとこの思いは伝わらないですよね。」

この気持ちがKISSICOには基本としてある。だからワザワザ横浜から福岡まで遠征しにいってしまうのですよ。楽しいんだもん。LIVEにはKISSICOならではの仕掛けが沢山。一部ではマンネリとか、全然受けないとか、つまんないとか、いろいろ言われてるようですが、そのマンネリが癖になって、いつも応援に来てくれる人たちがいる。その人たちのために、ついついはしゃいでしまうのがKISSICOなのです。

>>> Live Report Vol.9

Live Report Vol.7 「博多一風堂 塩原本舗」

リハですっかりいい気になったShrimpとNoodleは、緊張から少し開放されて、かなり腹が減った。YomeとDannaが掛け持ちバンドの「Stone Free」のリハ中にもかかわらず、抜け駆けして昼飯を食いに、会場から2〜3分の「博多一風堂 塩原本舗」に行くことにする。(本舗というのは以前ここに一風堂の事務所兼工場があったからだそうです。)

塩原本舗店長 「あぁ、いらっしゃい。今日はお休みですか?」
Noodle 「そう、ここの美味い醤油ラーメンを食いに来たと。えっと、醤油2つに、チャーハンにするかな...。」
塩原本舗店長 「ビールに餃子ですね」
ShrimpとNoolde顔を見合わせる。
Noodle 「それも...」
Shrimp 「...いいね」

結局、誘惑に負けた二人。結局元気汁大瓶○本(何本かはDannaに怒られるので、書けません)、塩原本舗の売上に貢献。締めはもちろん数ある一風堂の店舗でもここだけという「醤油ラーメン」。福岡在住の頃、数あるまずい醤油ラーメンにあきあきしていたShrimpはドキドキしながら(正直言うと期待せずに)出来上がるのを待つ。出てきたのは、すっきりとしたシンプルな、丁寧な仕事がよく分かる澄んだスープに、ちょうど良い腰のある縮れ太麺。まじうま。こんな醤油ラーメンが福岡で食べれるとは!!! 

Noodle 「天神の店でも、醤油やろうかと思ったけど、あんたしか出きん味やね、うまい!」
塩原本舗店長 「だれでも出来ますよ。スープの仕込みに手間さえ掛ければ...。」

職人の気合と気持ちのこもった「うまかラーメン」です。半分ほど食べたところで、Noodleのお勧めで、生ニンニクを丸ごと潰してスープに溶かし込み、スタミナをつけた。臭いもつけた。さて、会場に行こう、いよいよ本番だ。

>>> Live Report Vol.8

Live Report Vol.6 「本日当日リハ」

いよいよ当日。最後の調整のため、10時から「ASA」のご好意で、無料でスタジオ(ASAは、もともと貸しスタジオです。ありがとうございました。)を使わせてもらい練習をする。もちろん本番に備えて軽めの音合わせ。Noodleは朝一で病院に行き、水脹れを潰してきた。でも、演奏自体は、なかなか良い感じ。
全曲を一巡させて、ライブのための仕掛けを再度確認。ふと外に目をやると対バン(今回は KISSICOをいれて4バンドが出演)の皆様が早くも現場到着!我々は秘密兵器を隠すべく蚊の鳴くような音量で、あの名曲○○○○を音合わせ。(Dannaはかなり恥ずかしがっていた)。
リハは12時を過ぎた頃から開始。久々のステージ。緊張して顔がこわばる。右手に余計な力が入って親指のスラップがうまくヒットしない。まぁ、いつもの事。開き直るしかない。
何曲かサウンドチェックのため音だしをはじめる。いざ弾き始めるとShrimpのベースの音は、ご機嫌なブリブリで自己満足。特にスラップのプル(注:人差し指や、中指で引っ掛けて弾く。)の音色が、気持ちが良い。Noodleも自分のドラムを叩く音が聞こえないぐらい、ベースが良く聞こえるのでやりやすいらしい(!?)。

>>> Live Report Vol.7

Live Report Vol.5 「Noodle重傷!?」

目がさめると、朝の10時。馬車馬のように働くNoodleは既に仕事に行ったらしい。良く起きれたなぁ。と思いつつも、Shrimpは家族旅行を満喫するために「海の中道」の水族館へ。新宮に住んでいたので、ベイサイドプレイスからの船旅は初体験。志賀島から見る福岡の町は、箱崎埠頭あたりから、雨上がりの大きな虹が架かり感動的だった。

昨夜と同じ、午後の8時から練習。待ち合わせの場所に現れたNoodleが一言、

Noodle「やっちゃったよ」
Shrimp「何を」
Noodle「火傷」

セブンイレブンでも有名な「博多一風堂」の天神地区エリア・マネージャーの肩書きを持つ彼は、昨夜の深酒が祟り、自分の捨てた熱湯を左足の甲に浴びてしまう。更に悪いことに、忙しさのあまり3時間もほっておいたため、水脹れになってしまい、病院の看護婦にこっぴどく怒られる羽目になる。Dannaのみならず看護婦さんにまで怒られるNoodle。かわいそう。

この日は病院に行ってからスタジオ入りしたため、10分遅刻のNoodleとShrimpであったが、事情が事情だけに、さすがのDannaも怒りようが無い。ところが、前夜のミーティングのせいか、はたまた、火傷で、適度に力が抜けたNoodleのドラミングのせいか、ノリが結構良い。これは結構行けるぞ!と盛り上がるメンバー。Noodleの怪我の巧妙か!この日の練習は、今回のlive用の仕掛けの打ち合わせもスムーズにいき、なかなか良い出来であった。

>>> Live Report Vol.6

Live Report Vol.4 「夜は更けて」

無事、1回目の練習が終わったのは23時。この日は3連休の初日ということもあり、ホテルは満室。Noodle邸に泊まらせていただく。今回は、子守りで出場停止の伝説のキーボーディスト「Chan」の手料理をつまみながら、米焼酎をあおるNoodleとShrimp。

Noodle「Shrimp ! 『Tell me why』だけど、もうちょっと前のりでやろう。全然あわないよ」
Shrimp「ん?だって前のりだと、あの曲にならないじゃない。」
Noodle「でも、合わないと気持ち悪いよ」
Shrimp「基本は、『ドゥーダ・ドゥダ・ダドゥン・ドゥンダ』でしょ、じゃなけりゃ、格好悪いよ」
Noodle「わかった、わかった。がんばるよ。でも、俺の今のリズムに無いんだよねその感覚…。」

しばし沈黙。

Shrimp「でも、『ダダ・ンダダ・ダダン・ンダ』でも、結構いいかも」
Noodle「だろ」

ってな具合で、具体的なリズム隊の調整は夜を徹して行われ、気がつくと時計は3時を指そうとしていた。

>>> Live Report Vol.5

Live Report Vol.3 「なつかしのスタジオT&S」

T&Sスタジオは福岡市の南部油山のふもとにある貸しスタジオ。KISSICOがもっとも頻繁に練習に使っていたスタジオである。当時、新宮(福岡の東のはずれ)に住んでいたShrimpにとっては、かなり遠くて(往復2時間!)、毎回通うのが辛かったが、Dannaの「T&Sを8時から取っといたけん」とういう有無を言わせぬスケージューリングに泣く泣く従っていたものだった。
早めに到着したNoodleとShrimpは、DannaとYomeを待ち受けていた。そこにDanna登場!メールの言葉とは裏腹に、やさしげな表情。これは幸いとNoodleは早速切り出した。

Noodle 「すまん。Danna、今日は何があっても怒らんと約束してくれ」
Danna「そのつもり」

ほっとするNoodleとShrimp。顔を見合わせた。3時間の練習開始。いつもの大音量が懐かしい。「これがKISSICOったい」。モタリ気味の1曲目が通して終わると、「やたらユックリのアマゴイ(「雨乞いの歌」)やね。」とDanna。ピリッと緊張が走る。元気汁(缶3本)で少し勢いがついているShrimpは「まあ、こんなもんたい」。ちょっとびびってNoodle(缶元気汁1本のみ)は「もうちょっとまってん」。激務を終えたばかりのNoodleの言葉には説得力があり、その後は、なごんだ練習となる。
実はKISSICOの練習の前にDannaは掛け持ちバンドの「StoneFree」の練習を4時間こなした後であった。練習の鬼Danna、恐るべし。さらにVocalのYomeが妊娠5月ということもあり、Dannaはメンバー全員ににかなり気を使っていたようだ。「お・と・な。」。とりあえず練習を終え、1日目は終了。

>>> Live Report Vol.4

Live Report Vol.2 「Shrimp、博多到着。スタジオへ」

それから5日後。左の小指も大分なめらかになり、右手の人差し指と中指の先が針が刺せるほどに硬くなったShrimpはやるだけのことはやったとの思いを胸に、福岡空港に降り立った。久々の「仕事がらみでない」福岡。うまい魚が食いてぇーという気持ちをぐっと押さえ、Noodle邸へ。祭日にもかかわらず、馬車馬のように働くNoodleと午後7時に合流する。

Shrimp 「メール見た?」
Noodle 「見た、見た。プレッシャーやろ。返事もできんかった」
Shrimp 「どうすると」
Noodle 「俺、ぜんぜん叩いてないよ、Danna怒るやろー」
Shrimp 「でも、できることしか、できんし。」
Noodle 「はじめに先制攻撃で『すまん』って言うわ」

半分開き直りの二人は、なつかしのKISSICOのホーム・スタジオ「T&S」へと向かった。当然、「元気汁」(黄色くて泡のでる液体)充電済み。

>>> Live Report Vol.3

Live Report Vol.1 Dannaからのメール

2000年9月10日、深夜2時37分、KISSICOの久々のLIVEまで、あと1週間。日曜の深夜だと言うのに、いつものようにほろ酔い気分のShrimpは寝付けずにoutlook expressの送受信ボタンを押した。

「今度のライブはヘンピなところであるため、いろんな人に集まってもらう様に声をかけています。大学時代の同期から、ネットで知り合った人、バリバリ上手いギタリストやベーシスト、プロ並のドラマー、親戚、福岡時代の会社関係のひとびと等など・・・・。」

送信者はKISSICOのGuitar兼Vocal、そしておそらく公式ではないがバン・マス(注:バンド・マスターの略。いわゆるバンドの親分)Dannaであった。「な、なんだ、このプレッシャーは...。」左手の小指をつらせながら、必死にリハビリをしていたShrimpを、びびらせるには十分な内容。以前から、KISSICOの練習ではDannaの厳しい視線をどうかわすかを課題にしているShirmpとNooodleだが、久々のLIVE。気合十分のDannaの追撃から逃げる術もない。あきらめて「そりゃー、がんばりますよ。」と返信しておく。

>>> Live Report Vol.2