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December 20, 2010

Drums & Vocal: Noodle「おまえのドラムは走っとうし、つまらん」

日本一自己練習が嫌いなドラマーである。しかし日本一美味いラーメンを作っている職人なのである。仕事熱心なあまり、ドラムの叩けるラーメン職人か、ラーメン職人がドラムを叩いているのか、分からなくなっているようである。どうも最近はスティックを持つよりも、麺の水切り棒が似合っている様である。
このドラムのNoodleとギターのDannaの関係はバンドの中でも古く、1986年にDannaが福岡のS南大学に入学した時の音楽系サークルで出会う。その時Dannaは1年、Noodleは2年であった。Dannaは新入りの後輩であるにもかかわらず、初対面のNoodleに対して「おまえのドラムは走っとうし、つまらん」といってNoodleのサークルの先輩としての威厳を保つ出鼻をくじいてしまい、対等な関係になって今日に至っている。
こんなNoodleもかつてはプロのミュージシャンめざし上京していた。数々のコンテストやライブハウスで賞を取り、プロミュージシャンとなり、CDも発売したがレコード会社との契約が切れ、アマチュアミュージシャンに戻ってしまう。やはりDannaがいった一言「おまえのドラムは走っとうし、つまらん」がプロとしての活動の最後まで尾を引いてしまったとのことである(Danna談)。
プログレ大好き人間であるが、まったくドラムに反映されない貴重なリズム感の持ち主である。この貴重なリズム感の持ち主が、KISSICOの要になっているような気がしないでもないような気がするような感じであるということを雰囲気的にかもし出しているようなことが、なきにしもあらずかも知れない様な臭いを発しているかもしれない。まあ、訳分からん、てことか。

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